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血圧のお話

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2024年4月22日

血圧とは、心臓から全身に送り出された血液が血管の壁を押すときの圧力のことで、心臓が縮んだり広がったりすることで発生します。血圧の値は、心臓から押し出される血液量(心拍出量)と、血管の収縮の程度やしなやかさ(血管抵抗)によって決まります。

上の血圧は、心臓が収縮し血管にもっとも強い圧力がかかっているときの値で、正式には収縮期血圧と呼ばれています。このとき、大動脈も膨らみ血液がたまります。下の血圧は、心臓が拡張しているときに血管にかかる圧力の値で、拡張期血圧と呼ばれています。このとき、心臓から血液は出ませんが、膨らんでいた大動脈が元に戻り、その間もゆっくりと血液が先に送られます。つまり心臓が1回収縮し拡張する毎に上の血圧と下の血圧が生まれ、血液が体全体に送られるようになっています。

血圧のしくみ

血圧は常に変動しています。血圧を測定する時間帯や季節や室温、起床や食事・運動などの日常生活、精神的ストレスなど、様々な原因により変動するものです。運動すると一時的に血圧が上昇することがありますが、運動後安静にすることで自然に血圧は低下します。これは正常な血圧の変化ですので問題ありません。高血圧とは、安静にしていても血圧の高い状態が長く続いた状態をいいます。

また、加齢とともに動脈が硬くなってくると(動脈硬化)、収縮時の大動脈の膨らみが少なくなってきます。そのため上の血圧は上がりやすく、下の血圧はむしろ低下して、上の血圧だけが高い、すなわち(孤立性)収縮期高血圧と呼ばれる状態がしばしばみられるようになります。

収縮期高血圧

日本高血圧学会資料より一部改変

お花見ライド

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2024年4月9日

日曜日は雨が降る前に桜を見ることができる最後の機会だったので、神山まで出かけてきました。

桜1桜2
鮎喰川沿いには何カ所も桜が咲いており、飽きること無く片道30kmのサイクリングを堪能しました。

桜3桜4
神山の道の駅は花見やバイクでツーリングに来た人達で賑わっており、気温が高かったためか多くの人がアイスクリームを手にしていました。
私も急いで店の行列に加わりましたが、すでに半分が売り切れでした。
すだちかブルーベリーで悩みましたがダブルにする勇気は無く、桜を背景にブルーベリーを美味しくいただきました。

2月のサイクリング

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2024年2月14日

2月ですが日中寒さが和らいでいたので、久しぶりに自転車でロングライドに出かけました。
徳島の代表的な河川である吉野川には現在8つの潜水橋がありますが、自転車の後ろに写っているのは中流域にある川島潜水橋です。
川島潜水橋
日本三大暴れ川といえば坂東太郎(利根川)、筑紫次郎(筑後川)、四国三郎(吉野川)で、吉野川はかつて洪水を最も起こしやすい川のひとつに数えられていました。
橋を架けても度重なる洪水ですぐに橋が流されてしまうので、大雨の時に水没して流されない橋が考案されました。これが潜水橋です。
潜水橋は幅が狭く車も往来するため、車とすれ違う時は少し怖いですが、橋が水面に近いため自転車で渡るときはスリル満点です。
この橋を渡ると日本で一番広い中州、善入寺島に入ります。善入寺島は夏になるとたくさんの向日葵が咲くので有名です。今回はここからさらに北上して讃岐山脈に入り、四国霊場88番札所「大窪寺」を目指しました。完走できれば片道40km、全行程80km、標高400m以上のロングライドとなるはずでした。
しかし、久しぶりに自転車に乗ることもあってか山道の途中から膝痛に悩まされ、結局35km地点で引き返し目標を達成することができませんでした。
もう少し暖かくなれば早朝練習で体を慣らし、再びチャレンジすることにします。

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